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2024.07.05
その他

虫歯を放置するリスクとは? 進行ごとの症状や治療方法も解説

放置した虫歯が自然に治っていくことはありません。放置期間が延びるにつれて虫歯の症状は次第に広がり、治療の内容も違ってくるため、早めの対応が良策です。虫歯の進行ごとの症状や放置のデメリットを知り、負担がより大きくなることを避けましょう。

 

この記事では、虫歯を放置するデメリットや全身への影響、虫歯の進行と治療方法について解説します。

虫歯を放置するデメリット

虫歯を放置すると、リスクが増すばかりです。忙しいから、気が進まないからといって虫歯の治療を先延ばしにしていると、ますます負担が大きくなってしまいます。

虫歯を放置する大きなデメリットとしては、次の3点が挙げられます。

● 虫歯の痛みが次第に強くなる
● 治療にかかる時間や回数、費用が増加する
● 歯を失ったり他の部位に症状が現れたりする

虫歯は、ごく初期のものを除いて自然治癒することがありません。検診などで虫歯の指摘を受けたり、自覚症状が現れたりしたら長く放置せず、すみやかに治療を受けることが大切です。

放置した虫歯の進行と治療方法

虫歯の進行と治療方法

虫歯を放置すると症状は進行し、状態に応じて治療方法も変わってきます。Cと数字で表される虫歯の進行度は、5段階に分けられています。

各段階ごとの症状と治療方法は以下のとおりです。

【C0】虫歯初期の段階

C0は、歯の表面を覆うエナメル質が少し溶けている段階で、まだ穴はできていない状態です。この段階であれば、フッ素の塗布や丁寧なブラッシングにより、虫歯の進行を抑えられます。

【C1】虫歯でエナメル質に穴が開いた段階

C1は、虫歯菌が作る酸によって歯のエナメル質が溶け、穴が生じてしまった段階です。症状は、エナメル質の下の象牙質には至っていません。痛みは感じないものの、放置すれば虫歯菌は次第に感染の範囲を広げていきます。

穴が再生することはないため、虫歯の部分を削って詰め物を入れる必要があります。

【C2】虫歯で象牙質にも穴が開いた段階

C2は、虫歯の影響がエナメル質の下の象牙質にまで至った段階です。象牙質にも穴が開き、口にしたものの温度や味の刺激によって痛むなどの自覚症状が出てきます。

穴が小さい段階の虫歯であれば、C1と同様に患部を削って詰め物を入れる治療方法です。穴が大きくなっている場合は歯型をとり、金属やセラミックなどで作った詰め物や被せ物を装着します。

【C3】虫歯が神経に達した段階

C3は、虫歯菌がエナメル質と象牙質を侵食し、神経にまで達している段階です。歯の神経組織である歯髄が炎症を起こして、放置すればするほど痛みがひどくなり、膿や歯茎の腫れといった症状が出てくることもあります。

C3では、虫歯の状態によって抜髄治療と、根管治療が行われます。抜髄治療は歯の神経を抜く治療で、根管治療は感染部分を消毒したり充てん剤を詰めたりする治療です。加えて、詰め物や被せ物などの処置を行います。

【C4】歯が欠損した段階

C4は、虫歯を長く放置したことにより、歯の大部分が溶けてなくなった状態です。激しい痛みや腫れが生じる他、神経が失われて逆に痛みを感じなくなっているケースもあります。

虫歯の状態によってはC3と同じ治療方法が取れることもありますが、不可能な場合は抜歯が行われます。抜歯後の処置として挙げられるのは、ブリッジやインプラント、入れ歯です。

ブリッジ・インプラント・入れ歯の違い

ブリッジとインプラント、入れ歯はそれぞれ以下のような違いがあります。

 

メリット デメリット
ブリッジ 固定されるのでずれない

付け外しの手間がない

歯を削るだけの治療のため手術は不要

支えにするため健康な歯を削る必要がある

削った歯が虫歯や歯周病になるリスクが増える

インプラント 天然歯と同等の審美性と機能性 保険が適用されない
入れ歯 治療期間が比較的短期間

保険適用なら価格を抑えられる

ものを噛む力がやや弱くなる

留め具を固定する歯に負荷がかかる

なおブリッジやインプラント、入れ歯の処置は、抜歯した箇所や歯骨の状態が悪いと選択できない可能性があります。抜歯後の処置について希望がある場合は、歯科医院で相談してみるとよいでしょう。

放置した虫歯治療での麻酔の使用

放置した虫歯はある程度進行している可能性が高く、治療では必要に応じて麻酔が使用されます。治療の過程での痛みが負担とならないようにするためです。

一般的には表面麻酔や局所麻酔が施されますが、歯科医院によっては静脈内鎮静法が用いられることもあります。静脈内鎮静法はまず点滴で麻酔薬を投与して緊張感や不安感を軽くした状態で治療を受けられるようにする方法です。

静脈内鎮静法の場合、完全に意識をなくしてしまう全身麻酔と異なり、半ば眠ったような状態で治療できます。虫歯を長く放置したため治療が大掛かりになるときや、治療に対する不安が大きい場合は、静脈内鎮静法を取り扱っている歯科医院を探してみるとよいかもしれません。

虫歯の放置で考えられる全身への影響

虫歯を長く放置した場合の影響は歯だけにとどまらず、他の部位や全身の健康を阻害することがあります。

まず菌が増殖することで歯周病を発症すると、口臭が強くなります。また、骨髄炎や副鼻腔炎も、虫歯の放置によって発症する可能性がある病気です。あるいは、菌が血流を通じて全身に運ばれていく菌血症を引き起こすこともあります。さらに動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞など、重大な病気を発症するリスクも生じます。

従って虫歯ができたら放置せず、なるべく早い段階で受診することが大切です。

【まとめ】

虫歯を自覚したら放置せず早めに治療を

虫歯の進行はC0からC4までの5段階に分けられており、放置すればするほど悪化します。段階が進むにつれて症状は強くなり、治療にかかる時間や手間が増えていきます。できるだけ早い段階で歯科医院に相談し、適切な治療を受けましょう。

名古屋歯科では精度の高い治療が行える設備と環境を整えています。虫歯はもちろん、歯に関するお悩みがあるときはぜひ一度ご相談ください。

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