名古屋歯科の入れ歯・ブリッジ

Speciality

入れ歯・ブリッジについて

失ってしまった歯を補うには、3つの治療法があります。「入れ歯(義歯)」は取り外しができる治療法、「ブリッジ」は歯に固定する治療法で、「インプラント」は歯根に人工の根を埋め込む治療法です。

これらの治療法にはそれぞれ長所と短所があり、どれが最適かは一様に決められません。名古屋歯科ではインプラント治療に特化していますが、それだけが得意な歯科医院というわけではありません。インプラント治療は歯科治療の頂点とされる技術ですが、それを実現するには神経治療や入れ歯の調整などの高度な技術も必要です。
ですから、入れ歯やブリッジ治療でも、私たちは高品質な治療を行うことができ、患者様に幅広い選択肢を提供することができます。

患者様の歯の状態やご希望などを総合的に判断して、最適な治療法をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

入れ歯について

入れ歯は、失った歯を人工の義歯で補う治療法です。歯が全て欠損している場合は総入れ歯、一部の歯を支えにする場合は部分入れ歯にします。

入れ歯はその構造上、装着時に違和感を覚え、慣れるまでにはすこし時間がかかります。少しでも快適にお過ごしいただくために色々な対策をすることは可能ですので、入れ歯の違和感でお困りの方はお問い合わせください。

入れ歯のメリット・デメリット

<入れ歯のメリット>

  • 短期間で治療を行うことができる
  • 他の治療法と比較して価格を抑えられる(保険適用の場合)

<入れ歯のデメリット>

  • 噛む力が7割〜8割弱くなる
  • 入れ歯が合わない場合、上手く噛めなかったり、痛みを感じることがある
  • 総入れ歯の場合、口の中を覆ってしまうので、食べ物の味や温度が分かりにくくなります
  • 留め具(クラスプ)で固定する歯に負荷がかかり、痛めてしまうおそれがある

名古屋歯科で対応できる保険診療の入れ歯

保険診療の入れ歯は、費用が安いのが最大の利点です。
しかし、見た目が自然でなかったり、装着時に違和感があったりするという欠点もあります。

  • レジン床義歯

名古屋歯科で対応できる保険外診療の入れ歯

保険外診療の入れ歯は、高額な費用がかかるという欠点がありますが、自然な見た目や快適な装着感が大きなメリットとなります。

  • チタン床義歯
  • シリコンの入れ歯
  • ノンクラスプデンチャー

 

チタン床義歯

チタン義歯とは、歯ぐきや上顎に直接触れる部分がチタン製の義歯のことです。チタンは人体にとって親和性が高いため、金属アレルギーのリスクも低いです。

また、チタン義歯は味覚にも優れています。金属特有の味がほとんどしないので、食べ物の本来の味を楽しめます。さらに、熱伝導性が適度なので、温かいものや冷たいものを感じることができます。

さらに、チタン義歯は軽量で強度が高く、汚れにくい特徴があります。そのため、入れ歯を清潔に保ちやすく、口腔内の衛生環境を守りやすくなります。

シリコンの入れ歯

シリコン素材でできた床を持つタイプの義歯です。粘膜と接する部分が柔らかいシリコンで作られているので、肌に優しく、噛みやすく、咬合力も高まるのは特徴です。他の入れ歯と比べて、硬い食べ物でも、外れにくくなったりするといった利点もあります。

部分入れ歯でも総入れ歯でも対応可能です。

口の中の型に合わせて作製され、ぴったりとした装着感があります。噛むときの横方向の動きにも耐えられます。

ノンクラスプデンチャー

この入れ歯は審美性が高く、金属のバネがないのが魅力です。金属のバネがあると、食事や会話をする際に他人に入れ歯だと気づかれてしまうことがありますが、この入れ歯はそういう心配がありません。

この入れ歯は樹脂でできており、素材に弾力性があるのが特徴です。樹脂を自分の歯茎に合わせてかぶせるだけなので、バネを使わずに固定できます。

歯茎と同じ色の樹脂に義歯が付いているので、自分の歯と自然に調和します。自分の歯を活かしつつ、見た目もきれいになる入れ歯です。

ブリッジ

ブリッジとは、歯を失った部分に隣接する歯を土台にして、そこに橋のように連結した人工の歯をかぶせる治療法です。

ブリッジのメリット・デメリット

<ブリッジのメリット>

  • れ歯と違って、外したり付けたりする必要がない
  • しっかり固定されるので、入れ歯のようにずれたりしない
  • 歯を削るのみで治療ができるので、手術が必要ない
  • 保険適用のブリッジなら、費用を安く抑えることができる

<ブリッジのデメリット>

  • 支えとするために、隣接する健康な歯を削らなければならない
  • 支えとなる歯にかかる負担が大きくなり、歯の寿命が短くなる可能性がある
  • 削った歯が虫歯や歯周病になる可能性が高くなる
  • 保険適用のブリッジは銀歯とプラスチックで作られるので、見た目が自然ではない

名古屋歯科で対応できる保険診療のブリッジ硬質レジン前装ブリッジ パラジウム(銀歯)クラウンブリッジ

  • 硬質レジン前装ブリッジ
  • パラジウム(銀歯)クラウンブリッジ

名古屋歯科で対応できる保険外診療のブリッジ

  • メタルボンドクラウンブリッジ(セラミック製)
  • オールセラミッククラウンブリッジ

硬質レジン前装ブリッジ

前歯の欠損歯を治す方法の一つですが、見た目は白くて美しくても、耐久力が低いという欠点があります。
時間がたつと色が変わったり、裏側の金属が劣化して歯茎にダメージを与えたりすることもありますので、注意が必要です。

パラジウム(銀歯)クラウンブリッジ

主に臼歯の欠損歯を治す方法の一つで、虫歯の治療跡などでよくある銀歯をかぶせますが、その銀歯を使用したブリッジです。

パラジウムのブリッジの欠点は、見た目が黒くなってしまうことや、長期間使うとサビる可能性があることです。これらは、歯や歯ぐきに悪い影響を与えることがありますので、注意が必要です。

メタルボンドクラウンブリッジ(セラミック製)

メタルボンドクラウンブリッジも主に臼歯の欠損歯を治す方法の一つです。金属で作成した義歯の外側をセラミックで加工して作ります。

外側はセラミックなので、自分の歯に似た色にすることができます。また、変色しにくく、汚れに強いです。しかし、強い力がかかると、セラミックが割れたり、中の金属が透けて見えたりする可能性があります。

オールセラミッククラウンブリッジ

オールセラミッククラウンブリッジはメタルボンドクラウンブリッジの進化版とも言える治療法です。メタルボンドは金属で内側を作っていましたが、セラミッククラウンブリッジは全てセラミックで作られます。
高価ですが、歯と歯茎の境界や歯の透明感などの美的効果が高く、自然な歯に仕上げることができます。金属を使用しないため、金属アレルギーの人にも安心して受けられる施術方法です。

保険適用に関して

保険適用の有無
入れ歯治療
ブリッジ

治療方法の比較

インプラント 入れ歯 ブリッジ
機能性
天然歯とほぼ同等
×
咀嚼能力が低下する

天然歯とほぼ同等
審美性
天然歯とほぼ同等
×
入れ歯のバネ部分が目立つ

ブリッジの金属部分が目立つ
治療部分の違和感
なし
×
異物感が強い

なし
ほかの歯への影響
なし
×
バネをかける歯への負担がある
×
隣の健康な歯を削る必要がある
顎の骨への影響
なし
×
歯の抜けた部分の骨が痩せる
×
歯の抜けた部分の骨が痩せる
寿命
半永久的

7~8年程度

7~8年程度
治療条件
持病、歯周病がある場合は要注意

とくに条件なし

ブリッジを支える歯が必要
治療期間
6~24週間程度

短期間

短期間
保険 ×
保険適用外(自由診療)

保険適用

保険適用

インプラント

治療の際の注意点

入れ歯のお手入れ

入れ歯は食べ物や唾液の影響で汚れや歯石が付きやすいので、毎日きちんと清潔にすることが大切です。入れ歯が汚れると口臭の原因にもなります。食後や寝る前には歯ブラシや入れ歯専用ブラシで丁寧に磨きましょう。入れ歯用の洗浄剤を使っても構いません。

部分入れ歯を使用している場合は、入れ歯だけでなくクラスプ(金属の針金部分)にも注意が必要です。クラスプにも汚れやプラークが付着するので、定期的に清掃しましょう。また、残存歯も入れ歯と同じようにセルフケアを怠らないようにしましょう。

入れ歯の保管

入れ歯は乾燥に弱く、変形やひずみの原因になります。保管時には、水が入ったケースにしまってください。

水に浸すときは、入れ歯が空気に触れないように、水が全体にかぶるようにしてください。

入れ歯を2日以上つけない場合は、細菌の増殖を防ぐために、1日おきに水を入れ替えてください。また、長期間使わない場合でも、入れ歯の変形を防ぐために、定期的につけるようにしてください。

入れ歯にトラブルが起きた場合

入れ歯を使っているときに違和感があっても、自分で修正しようとせずに歯科医院にご連絡ください。入れ歯に違和感がある原因は、入れ歯自体に問題がある場合と、お口の中に問題がある場合の二つが考えられるからです。

入れ歯治療後

入れ歯を最初に入れたときは「入れ歯が目立つ」「話しにくい」と感じることもありますが、徐々に慣れていくのでしばらく続けて使ってください。
しかし、歯茎や歯肉に異常が見られたときは、入れ歯を外して歯茎を休めましょう。
抜歯した歯茎は半年ぐらいで細くなります。そのため、入れ歯を始めてから半年たつとぐらついてくるので定期的に診察を受け、口内と入れ歯をケアしてましょう。

Flow

入れ歯・ブリッジの流れ

  • STEP01

    カウンセリング(ご相談)

    患者様の現在のご状況やご要望、治療に対する不安など詳細に伺っていきます。

  • STEP02

    検査・計画

    レントゲン撮影とお口の型取りを行い、お口の状態を詳しく調べます。その結果をもとに、患者様のご希望やお悩みに合わせて、治療法をいくつかご紹介いたします。治療法ごとの費用や効果、デメリット、期間などを分かりやすくご説明いたしますので、ご不明な点やご心配な点がございましたら、どうぞ遠慮なくお申し付けください。患者様とのコミュニケーションを大切にし、将来的なことも考えて、最適な治療法を一緒に決めていきましょう。

  • STEP03

    治療・入れ歯/ブリッジ 作成

    まずは、虫歯や歯周病などの治療が必要な場合は、それらを優先し、口の中の状態を改善していきます。その後、歯型を取って模型を作成し、噛み合わせや審美性などを検討し、歯科技工士と協力して入れ歯を作成していきます。

  • STEP04

    装着・調整

    完成した入れ歯/ブリッジのを装着して、微調整をしていきます。痛みや違和感が感じられたら、遠慮なくお伝えください。装着感が良くなるように整えていきます。

  • STEP05

    メンテナンス・定期検診

    定期的なメインテナンスは、入れ歯/ブリッジ を長持ちさせるためには欠かせないものです。歯科医院でのクリーニングや虫歯や歯周病のチェックはもちろん、自宅でのブラッシングの仕方や食事の内容にも気を付けることが、入れ歯/ブリッジ の寿命を延ばし、快適な生活を送るためには大切です。

FaQ

入れ歯・ブリッジに関する
よくあるご質問

  • 入れ歯とインプラントどちらがおすすめでしょうか?
    インプラントの最大の利点は、自分の歯と同じように噛めることです。
    入れ歯の利点は、顎の骨や健康状態に関係なく治療できることです。
    費用やお手入れが気になる方は入れ歯、総合的な健康を考える方はインプラントが良いでしょう。
  • 入れ歯をしようすると話しづらくなりませんか?
    最初は話しにくいという感想を持たれる患者さまもいらっしゃいますが、徐々に慣れていきます。
  • 入れ歯が味覚に影響することはありませんか?
    入れ歯を入れても味が変わるわけではありませんが、味覚が鈍くなる可能性があります。入れ歯は口の中の感覚を遮るため、味を感じる神経の一部が刺激されにくくなります。
  • 入れ歯は就寝時にも使用しても問題ないですか?
    外して寝ることが望ましいです。入れ歯をつけたまま寝ると、口の中の細菌が入れ歯にも付着し、衛生上よくありません。
  • 入れ歯やブリッジは使用中痛みがありますか?
    入れ歯やブリッジは残っている歯に負担をかける治療です。様々な理由で痛みを伴う可能性があります。
  • 入れ歯やブリッジの使用期限について教えてください。
    入れ歯やブリッジは作成後にずっと同じまま使えるものではありません。
    入れ歯は歯茎の変化に合わせて数年ごとに新しく作り直す必要があります。フィット感が悪くなってさまざまな問題を引き起こす可能性があります。

    ブリッジは入れ歯よりも長持ちすることが多いですが、それでも定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
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