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インプラントに関する病院選びの基準はありますか?
インプラントを考えているのですが、病院選びの基準は何かありますか?
私たちは病院選びが最も重要だと考えています。
インプラントには専門の公的な資格が存在しないため、全く治療経験がなくても歯科医院であれば「インプラント」の名前を使うことができるのです。
インプラント治療を受ける際の病院選びの最低条件は以下の通りです。
- 年間治療実績が300本以上
- ストローマンのインプラントを使用
- CTとインプラント専用のオペ室が完備
- 無料相談会を開催
- 明瞭な治療費の提示
- 長期保証がある
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持病があり薬を飲んでいても、インプラントをすることは可能ですか?
持病や薬の服用があってもインプラント治療は可能です。ただし、糖尿病などの患者様の場合は主治医と連携してコントロールが必要ですので、一度ご相談ください。
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歯が全くなくてもインプラントを入れることは可能ですか?
歯が全くなくてもインプラントは可能です。
インプラントは1本から全ての歯を失った方まで対応できます。ただし、全ての歯にインプラントをすると費用が高額になるため、一定間隔でインプラントを埋め込んでブリッジにする方法が一般的です。
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歯周病で骨の量が少ないのですがインプラント治療は可能でしょうか?
はい、大丈夫です。
インプラント技術は急速に進歩しており、治療が不可能ということはありません。
ただし、骨の状態によって治療期間が少し長くなることがあります。
成人の90%が歯周病と言われており、その症状は軽度から重度まで様々です。通常はインプラント治療の前に、一般歯科(保険治療)で可能な限り治療を行います。そのため、一般歯科(保険治療)をしっかり行っている医院を選ぶことが重要です。
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インプラントは一生使えますか?
当院で使用しているストローマン社のインプラントは、純チタン製(99.99%以上)です。また、上に装着する歯の部分には金属やセラミックなどの材質を使用しています。
骨としっかりと結合すると、どちらの部分も材質的にはほぼ永久的に持続します。
歯の部分で使用されるセラミックなどは、時に「欠け」ることがありますが、修理は容易です。
一方で、チタン合金(70%チタン+30%が他の金属との混ざったもの等)のような実績不明のインプラントは、耐久性や感染のリスクから半永久的とは言い難いです。
インプラントを長持ちさせるためには、定期検診と口腔ケアが重要です。
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インプラント治療の成功や失敗のケースについて教えてください。
インプラント治療は、信頼できるメーカーの製品を使用し、最新の設備と豊富な経験を持つ医院で行えば、リスクが少ないです。
世界シェアNo.1のストローマン社のインプラントは、上顎で97%、下顎で98%の成功率を誇っています。この成功率は実績のあるインプラントを使用した結果であり、安価なインプラントや実績のない国産インプラントでは実現できません。
安価なインプラントを使用すると、将来的なリスクがあることを覚えておきましょう
失敗の主な原因は、インプラントを埋め込んだ後の2〜4ヶ月での結合度合いのチェック際に結合が悪いケースで、特に喫煙者に多く見られます。ただし、すぐに再度埋め込むことも可能ですのでご安心ください。
もう一つの原因は咬み合わせの不調和とプラークコントロールに関する失敗です。咬み合わせは日々変化するため、定期的な検診が重要です。プラークコントロールとは日々のブラッシングにより汚れをしっかり落としておくことです。
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専門医や認定医、○○学会会員といった肩書きのある医師が在籍する医院でインプラント治療を行った方が良いでしょうか?
インプラント治療を受ける際には、専門医や認定医、○○学会会員、○○メンバーといった肩書きのある医院で治療を受けるべきかどうか気になる方もいるかもしれませんが、実はインプラントに関して特別な国家資格や公的な認定は存在しません。歯科医師であれば誰でもインプラント治療を行うことができます。
専門医や認定医、学会会員といった肩書きは学会や団体が許可したものであり、信頼性については慎重に考える必要があります。インプラント治療は肩書きよりも経験値が重要であり、特定の資格や肩書きが治療の質を保証するものではないということを覚えておかなければなりません。
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有名医院なら安心してインプラント治療ができるでしょうか?
実は、有名な医院であっても、全てをお任せにすることは危険です。
評判の良い有名医院であっても、「担当医制」であることが重要です。つまり、最初から最後まで1人の歯科医師が責任を持って治療に当たることです。
この「担当医制」は当たり前のようですが、そうでない医院が意外と多いのです。実際には、有名医院でカウンセリングを受けた後、インプラント手術は別の医院や歯科医師が行うケースもあります。
これは、その医院や歯科医師がインプラントの経験が乏しいために起こることが多いです。
当院では、経験豊富な歯科医師が最初から最後まで責任を持って治療に当たっています。
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1本10万円~というインプラント医院をよく見ます。本当に安全なのでしょうか?
世界中には数百ものインプラントメーカーが存在しています。
中には40年以上の実績と安全性・耐久性が証明されている世界シェアNo.1のストローマンのようなメーカーもありますが、一方でほとんど実績のないメーカーも存在します。
ストローマンのインプラントは無名メーカーのものと比べて仕入れ値が10倍以上も違うため、費用が高く感じられるかもしれません。
しかし、その差は「安心と実績」によるものであり、費用の違いと考えていただきたいのです。
また、「10万円~」と表示されていても、実際の総額はかなり高額になる可能性がありますので受診する際は注意が必要です。
無名メーカーのインプラントは単なる「金属の型」に過ぎません。自分の体に取り付けるものですから、安心できるメーカーのものを選ぶことをお勧めします。
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インプラント治療だけを専門とする医院の方が良いですか?
いいえ、保険治療を行わない医院がインプラント治療を得意とすることはあり得ません。
インプラント治療には保険治療の技術が必要です。一般的な歯科治療で最善を尽くし、それでも歯を保存できない場合にインプラント治療が行われます。インプラントだけを行う医院では、他の歯に問題が起きた場合に別の歯科医院を探さなければなりません。
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名古屋歯科はインプラント治療に特化していますか?
名古屋歯科は年間3,000本以上のストローマンインプラント治療の実績を持つインプラントセンターですが、一般的な保険治療も行っています。
一般的な保険治療においても大勢の患者様にご来院していただいております。
歯科治療からインプラント治療まで幅広く対応していますので、お気軽にご相談ください。
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他の病院で治療を受けている最中でも、名古屋歯科に変更することはできますか?
はい、可能です。
現在の状況を把握するために、検査を行う必要があります。他の病院でのレントゲンデータやカルテ、紹介状があると治療がスムーズに進みます。
また、セカンドオピニオンとして、転院しない前提でも他の病院での現在の治療について相談することも可能です。
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インプラントのメーカーによる大きな違いはありますか?
メーカーはとても重要です。
材質がチタンであったり、形状がボルト構造であるのは大抵どのメーカーも同じですが、インプラントのメーカーによっては、表面の構造が異なり、独自の研究とデータを蓄積しているため、メーカー間で大きな違いがあります。長期残存実績のあるメーカーを選ぶことが重要です。
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インプラント治療後、どのような日常的なメンテナンスが必要ですか?
インプラント治療後のメンテナンスは、通常の歯磨きと同様に、歯ブラシやフロスを使用して、丁寧に歯を清潔に保つことが重要です。特別なブラシや歯磨きは不要です。
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インプラント治療中、食事は可能ですか?
インプラント治療中は、通常の食事が可能ですが、傷口がふさがるまでは柔らかい食べ物を推奨しています。数本の処置であれば、支障はほとんどありません。
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インプラント治療の費用について教えて下さい
11本のインプラント治療は25万円(税込)から可能です。治療費は、インプラントの使用本数、上部構造(被せ物の材質)、ダミー(直接つながっていない歯)の使用本数によって変動します。また、骨が足りない場合は、別途10万円で骨を増やす処置が必要です。
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インプラント治療・手術に伴う痛みや、治療後の痛み・腫れが不安です。どんな対策をとっていますか?
手術中は、通常の口腔内麻酔が行われるため、痛みはありません。術後には、炎症が治まるまで約1週間かかります。その間、強力な鎮痛剤を服用するため、痛みをほとんど感じることはありません。傷口を触れば多少の痛みがあります。さらに、術後の痛みや腫れを防ぐために、点滴で抗生物質を投与し、迅速な手術を行っています。
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インプラントの寿命がきたらどうなりますか?
インプラントの寿命が過ぎた場合、歯や歯茎の状態が悪化する可能性があります。10年以上使用したインプラントは磨り減ったり弱くなることがあります。寿命を迎えたインプラントを無理に使用し続けると、再治療が必要になります。
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歯周病でもインプラントはできますか?
多くの患者様が歯周病によって歯を失い、それを補うためにインプラントを希望しています。しかし、歯周病が進行している場合、インプラント治療は行うことができません。歯周病の治療をしっかり行わなければ、インプラント治療は受けることができません。
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インプラントはなぜ保険適用ではないのですか?
インプラントは審美性向上の意義が強く、身体の機能回復を目的とする保険適用の条件には含まれません。そのため、インプラント治療は保険適用外の自由診療として扱われています。
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インプラント周囲炎の発症確率はどのくらいですか?
日本歯周病学会の調査によると、インプラント周囲炎の発症確率は9.7%です。つまり、約10人に1人がインプラント周囲炎になる可能性があります。
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インプラントの抜糸はいつできますか?
翌日には、インプラント手術後の傷の治り具合を確認するために来院いただき、消毒も行います。縫合糸は長期間付けたままにすると汚れが付き、感染症の恐れもあるため、手術後10日から14日後には抜糸を行います。
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インプラント手術後のくしゃみについて教えてください。
くしゃみはお鼻に大きな負担をかけます。なので、インプラント手術後はくしゃみを控えるようにしてください。また、タバコは手術後2週間程度は控えてください。上顎洞に手術を受けたため、鼻血や喉への血液の感覚が生じることがあります。
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インプラント後、歯磨きはいつからしても良いですか?
口腔内を清潔を保つことは重要ですが、手術直後は別です。歯磨きにより手術部位の傷口が開いたり、治りにくくなったり、痛みが起こる原因となります。手術部位の歯磨きは、7~10日間程度避けることをお勧めします。
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サイナスリフトの術後、運動はしても問題ないですか?
手術後の運動について、激しい呼吸を伴うような運動や歌唱は、約2週間程度控える必要があります。これには、サッカーや水泳、マラソンなどが含まれますが、代わりにゴルフのカートでのプレー、水中ウォーキング、太極拳、ヨガなどは呼吸に気をつけながら行うことができます。
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インプラントできない人はどういう人ですか?
骨粗鬆症や年齢による骨密度の低下がある方は、インプラント治療を受ける際に注意が必要です。治療前には、骨の状態の調査が必要であり、当院では最新のCTを使用して検査を行うため、安心して治療を受けることができます。
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インプラントの感染リスクはどのくらいですか?
インプラントが細菌に感染すると、天然歯よりも炎症が進行しやすく、脱落のリスクが高まります。 インプラント周囲炎は、インプラントの失敗の主な原因の一つです。 治療を行った医院側が原因であることもありますが、感染は患者自身がメンテナンスを怠ることによって引き起こされることもあります。
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インプラント治療は痛いですか?
「インプラント治療は手術を行う」と聞くと、手術について心配になるかとおもいます。しかし、手術中はほとんど痛みを感じず、術後の痛みも個人によって異なりますが、通常1〜2週間で収まります。局所麻酔だけでは不安な方には、静脈内鎮静法という方法もありますので、安心して治療を受けることができます。
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インプラントは安全ですか?
インプラント手術では、骨に穴を開ける際に神経や血管を誤って傷つける可能性があります。特に下あごには大きな神経や血管があるため、神経麻痺や感覚の鈍化といった事態が起こる可能性があります。当院では、インプラントに詳しい歯科医師が治療を行うため、このような事故の確率は非常に低いです。